ぬるま湯につかる

地方都市に暮らす30代薄給会社員の株やら暮らしのちょっとした記録

無職になる記録

世間では連休初日だというのに出社日だった土曜日、うっかり会社辞めます、と宣言してきて帰ってきてしまった。

今年1月から会社辞めたい病が重症化し笑、今年7月で入社丸3年になるのを機に転職をしようとずっと悩んでいた。

辞めますと言えてすっきり。無職になるというのに、思いのほか晴れやかな気分。

もともと入社した時からこの会社変だなと感じていたが、それが世間というやつか、とりあえず3年は耐えようと思って過ごしてきたのだ。

もしかしたら前職時代のルールが頭から抜けないのかもと思い、この会社にはこの会社の社風があると考えて仕事をしてみたものの、2年と9ヶ月在籍し未だに違和感を覚えざるを得ない。

下請法グレーゾーン、著作権グレーゾーン、正直モラルに欠ける行為の連続。たぶん弊社で働いているおじさんたち、広告関連の法律を知らない。勉強しない。この業界にいたら知っていて当たり前のことを知らない。

そんな田舎の底辺広告代理店で働いているのが私なのだ。

この人、何年仕事しているのだろうかと疑問を感じ、怒りすら覚え、けれども最近では話しても無駄なので感情を無にすることにしていた。

そんな私が会社辞めます宣言の決め手となった出来事その1は、30分間のタダ働きの強要。

営業第一、制作部軽視の考え方はある程度仕方がない。しかし自分達が残業代なしでタダ働きしているからといって制作部にも定時過ぎまで残れと強要される筋合いはない。

30分間の残業代なしのタダ働きの強要とかマジで無理っす。

その上掃除も定時後にやれと。

おっさんら掃除してたの見たことないんですけど?やらない癖に口は出すのね。

掃除は定時後、新聞は業務時間内に読んでもいいんですね笑 

そういえば前職時代、職場に労基入った時に会社の掃除も業務内でいいって指導されたんですけど、としれっと言えなかったのが悔しい。

そもそも弊社の制作部は仕事が楽だ。前職時代の通常業務量が弊社制作のめちゃくちゃ忙しい日の業務という感覚。わざわざ残業してまでする仕事量ではない。

だいたい仕事が詰まってきても定時で帰れるように、アクションやらショートカットを使ったり、アピアランスで文字修正しやすいデータにしたりして工夫しているだけ。7年目ともなれば作業スピードも上がるし。

ぴったり定時で帰るのが悪いような言い方をされ憤慨している。

それでも営業は大事なのもわかる。お金は大事。

私だって残業をしたくないと言っているわけではない。残業代がきちんと支払われるなら話は別。営業が定時ギリギリにとった広告を制作するために残業代が出ないのにもかかわらず、残業しろという考え方が本当に無理。

30分のサビ残を2日しただけで1時間のタダ働きじゃん。労働力の搾取甚だしい。

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決め手となった言動その2。

以前から社長が制作部を軽視する発言に度々モヤっとしていた。

特に2年ほど前『意味のない雑誌なんて世の中にはたくさんあるんだ』発言を聞いてからは信頼も信用も0に等しかった。

雑誌をつくってる人の前でそれ言います?

しかもあなた名義で出す雑誌ですけど?

とツッコミどころ満載。

まあそんな弊社社長は制作部にタダ働きを強要する出来事があるたびに「制作なんて雇わなくても外注すればいいんだから」と述べている。

次にその失礼極まりないセリフを言い放ったら辞めてやろうと思っていたのが去年の夏。

そしてついに今回も「制作の人数を減らして外注すればいいし」発言がやってきた。

もう我慢の限界だわ☆と、チーフと総務の方に辞めます宣言をしてしまった。

あーすっきり。

ここまで愚痴をつらつらと書いてきたが、同じような環境で働いている人はいっぱいいるだろうに私の我慢が足りないのかも知れないとも思う。

とはいえこのほかにも小さな積み重ねが重なって、社長と営業部、会社への信頼はもうない。

私もアラサーだし、転職するなら30歳前にはしておきたいお年頃。

冒頭にも書いたが、近々無職になるというのに不思議と気分は晴れ晴れしている。

転職頑張ろう。