ぬるま湯につかる

地方都市に暮らす30代薄給会社員の株やら暮らしのちょっとした記録

2018年に読んで良かった本の記録

今更ながら去年読んだ本でよかった!と思った本のまとめ。

まずは小説から。社会人になるまでは小説やエッセイしか読んだことがなかった。大人になってからは実用書やマナー本も読むようにしているけれど、読書のジャンルは小説がメイン。

好きな作家さんは江國香織さん(ありがち〜)、吉本ばななさん、綿矢りささん、川上弘美さん、角田光代さん、島本理生さん、山田詠美さん。まあ簡単に言うと女性作家が好き。特に角田さんの書く主人公の女性は影があるというか、ぶっちゃけ暗いので根暗な私は感情移入しやすい 笑

さて本題に移って2018年よかった小説はこの作品▽

みかづき

みかづき [ 森 絵都 ]

著者は森絵都さん。初版発行は2016年。

森絵都さんといえばなんとなく学校や教育現場の話が多い印象。小学校6年生くらいの頃に図書館で「カラフル」と出会い、中学生で「DIVE!!」にハマった記憶がある。

みかづき」も教育をテーマにした小説。ストーリーは昭和30年代から始まり、塾の経営を通して親子3代の視点で話が進んでいく。長い1人の人生を見ている感じ。長編小説なのでかなり読み応えがある。

満ちることがない「みかづき」が教育や、登場人物の千明のことを表しているのかなと思うと、改めてすごいタイトル〜と思った。

現在の教育問題だったりが出てきたりと教育の現場の移り変わり様がリアルに感じた。

 

続いては実用書。さほど賢くはない私でも読みやすくて為になった以下2冊▽

世界一シンプルでわかりやすい決算書と会社数字の読み方

世界一シンプルでわかりやすい決算書と会社数字の読み方 [ 神田知宜 ]

株式投資をしていると決算書なるものを目にする機会が多くなったので、おおまかに理解すべく図書館で借りた。

初版発行が2011年なのでもしかしたら情報が古い部分もあるのかもしれないけれど、ざっくり「決算書って何?」を知るためには分かりやすい本。

経理の仕事とはまったくの無縁だったので「資産の部、負債の部とは?」「経理の人が貸借対照表って言ってるけどいったい何なの?」というレベルだったのが、少しだけ緩和された気がする。きちんと読めるかは置いておき、保有銘柄や見張り銘柄の決算書に対する恐怖心はなくなった。今年はもう少し勉強して決算書を読めるようになりたい。

山田さんちの家庭の税金

【中古】 山田さんちの家庭の税金 知らないと損する /湊義和【著】 【中古】afb

初版発行は2012年なので、こちらも若干情報が古いものもあるかもしれない。

生活に関わる税金が載っているので、ざらっと目を通すだけでものちのち役にたちそう。中身も色付きで読みやすかった。スマホでポチポチとまとめサイトを読んだりで暇つぶししがちだけれど、こういう本も読もうと思った。