ぬるま湯につかる

地方都市に暮らす30代薄給会社員の株やら暮らしのちょっとした記録

花桜桃の記録

母の日や母の誕生日といった記念日には食べ物をプレゼントすることにしている。

ホテルのランチバイキング、普段は買わない少し値が張るスイーツなど。

「何か欲しいものある?」と母に聞いてみても「欲しいものは自分で買うから大丈夫」と答えるので、無難に食べ物にしている。そうすれば私が食べたかったものもついでに食べられるじゃない?という図々しい魂胆もあるのだ。

そんな食い意地の張った私が今回の母の日のプレゼントに選んだものは、源 吉兆庵の「花桜桃(はなおうとう)」。

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普段の私ならお値段面で手が伸びることはないけれど、記念日に買うにはぴったり!と思ってここ最近は吉兆庵の和菓子で攻めている笑。

吉兆庵のお菓子はまず見た目が素敵。今回選んだものも、さくらんぼ柄の包み紙に包まれている時点で可愛すぎて乙女心を鷲掴み。

さらに名前の「花桜桃」もおしゃれ。「さくらんぼ(桜桃)」って漢字で書くととても雅なのねと改めて思う。

花桜桃は「自然シリーズ」のひとつ。

自然シリーズは季節の果物を丸ごと使った果実菓子で、瑞々しくてとてもおいしい。去年の母の日は白桃を丸ごと使った「桃泉果(とうせんか)」を家族みんなで食べてそのおいしさに感動した。桃泉果はとても人気のようで、今年私が買いに行った店舗ではすでに売り切れていた。

桃泉果のおいしさに味を占めた私は、去年の敬老の日に祖母へという名目でマスカットを使った「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」を選んだ。やはりまちがいないおいしさだった。

ちなみにこんなかんじ▽

そんなわけで今年は別の「自然シリーズ」を食べたいと思って選んだ「花桜桃」。現在、吉兆庵のオンラインショップでは販売していないようではあるものの、私が足を運んだお店ではショーケースに並んでいたので購入。

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「花桜桃」はさくらんぼ丸ごと一粒がゼリーで包まれていて、キラキラの宝石のような見た目。袋を開けた瞬間から甘い香りがふわっと香る。ゼリーも甘すぎず、なめらかでふるふるで、これが嫌いになれる人類はいないんじゃ?とまで思うおいしさだった。

次回は枇杷のゼリー「歳々果(さいさいか)」を食べてみたいなぁと欲望は尽きない。

 

今週のお題「母の日」