吉岡里帆と阿部サダヲが主演のロックコメディ「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」を観た。
一番の感想は吉岡里帆の歌が上手い。阿部サダヲはグループ魂で歌っているので置いておき、吉岡里帆の歌が上手い(2度目)。
事前にチェックしたレビューではそこまで評価は高くなかったけれど、時々クスッと笑える小ネタもあったりで面白かった。難点はカメラワークに時々酔いそうになったこと。
挿入歌が好みだったので調べてみると豪華な面々が揃っていた。
阿部サダヲの演じるロックバンドのボーカル、シンが歌う「人類滅亡の歓び」の作曲はラルクのHYDE、作詞いしわたり淳治。めっちゃ豪華〜。この歌はとてもよかった。かっこいい。映画のエキストラとして出て一緒にヘドバンしたいくらいであった。
そのほかnever young beach、チャットモンチーの橋本絵莉子、八十八ヶ所巡礼、あいみょんなどなど、これで良くない訳がない。
正直アラサーともなると、あいみょんの歌は「食わず嫌い」ならぬ「聴かず嫌い」で聴いたことがなかったのだが、あいみょん作詞作曲の「体の芯からまだ燃えているんだ」もなかなか良い曲。映画の中で吉岡里帆が歌っている。
あいみょん。絶対名前で損していると思う。10代が遠い過去になりつつあるアラサーはこの「あいみょん」という名前故に、アレルギー反応で西野カナやらmiwa的な歌を歌ってると思い込んでいた。Spotifyで名前を見かけることがあってもAKBみたいなアイドルの歌かと、そっと避けていた。これからは抵抗なく聴くわ。
挿入歌が好みだったので、久しぶりに私の中のサントラダウンロード候補に入れた。