ぬるま湯につかる

地方都市に暮らす30代薄給会社員の株やら暮らしのちょっとした記録

iDeCoはどれくらいお得だったかの記録

去年7月から今年7月にマッチング拠出のある現職場に転職して脱退するまでの間、iDeCoで資産運用をしてきた。

どれくらいお得だったのかのまとめ。

13ヶ月の掛け金合計 227,000円 に対しての運用益など
運用利益 +8,884円
脱退に際しての事務手数料 -4,464円
+4,220円

掛け金を5,000円→23,000円にして楽天証券で運用。

楽天証券は月々の運営管理手数料が無料なので、それ以外にかかるひと月の口座管理費用(国民年金基金連合会、信託銀行に支払うもの)は171円。

口座管理費用は23,000円の掛け金の中から差し引かれる。月々の管理費用を差し引いても8,884円のプラスに。

idecoから企業型DCに資産を移行する場合、事務手数料がかかるのでそれを運用益から差し引いても最終的には4,220円お得だった。

それにしてもideco脱退の時期に株価が暴落していなくてよかった。運用益マイナスのままだと事務手数料も差し引かれて微妙な気持ちになりそう。

運用益に課税されないのはいい点。銀行に22万預けても利息はほぼないのも同然だし、銀行に置いておくよりはよかったかな。

そしてここで忘れてはいけないのが所得税と住民税の控除。

13ヶ月の掛け金合計 227,000円 に対しての控除額

idecoのメリットは住民税と所得税の控除。この控除があるなら多少のマイナスでも十分idecoの恩恵を受けられるでしょうと思っている。

住民税は一律10%、私は低所得者なので所得税5%で計算。

住民税の控除 22,700円
所得税の控除 11,350円
34,050円

何もしなかった場合に比べると、13ヶ月で34,050円支払うべき税金が安くなった。

 

ということで最終的にお得になった金額

運用益 4,220円
控除金額 34,350円
38,570円

227,000円を13ヶ月間idecoで運用して38,570円お得になった。手続きは多少面倒だったけれど、重い腰をあげてよかった。