ぬるま湯につかる

地方都市に暮らす30代薄給会社員の株やら暮らしのちょっとした記録

2019年 夏に読んだ漫画の記録

特に何もしていないのに気がついたらお盆休み最終日になっていて、数時間前から仕事行きたくない病を発症している。

phpjqueryをちょっとだけ勉強しようと思ったのに全く勉強せずに夏休みが終わってしまう。まさにやる気ない系クズ会社員の鏡!

勉強もせず、このお盆休みにダラダラ読んだ漫画の記録。

魔風が吹く 1巻〜3巻 

犯罪に加担していた青年が罪を償うことを許されず、お腹の中にスマホを埋め込まれてしまい裏社会の人間から追われるサスペンス漫画。

お腹の中にスマホ、この時点で想像力豊かめな人はグロ注意。血や手術の描写が苦手で想像力をふくらまし過ぎる人はおえーっとなってしまう。

ところどころくるリンチ描写もひぃーっとなって飛ばし読み気味。

調べたら打ち切りで終わったらしく、パッとしない結末を迎えたようだった。

復讐するならきちんと復讐して終わってほしいなあと思ったけれど、まずまずの面白さ。友情、裏切り、暴力、微エロがヤングジャンプっぽい漫画だなと思った。

善悪の屑 1巻〜5巻

映画化されたものの、某新井さんの事件で公開中止になった善悪の屑の原作。

実際に起きた事件を元にしたクライムサスペンス漫画。古書店を営みながら、法で裁かれない犯罪者に対し復讐の代行をする。

こちらのグロ描写は魔風が吹くに比べるとわりと平気。

基本的に私は「目には目を、歯には歯を」の精神なので、漫画のなかで胸糞悪い屑たちがきちんと同じような悲惨な方法で裁かれるのは読んでいて爽快感すらあるけれど、善悪とは何かを考えてしまう。

突然日常を奪われた時、犯人に同じような形で報復しないと気持ちが報われないよと思う。復讐に意味はないという考え方もあるけれど、世の中全員が性善説で生きているわけでもないし、悟りを開いて許せるほど心にゆとりはない。

ウシジマくんと善悪の屑は高校生くらいで読めば、道徳の授業とか社会の特別授業と同じくらい価値があるんじゃないかと思った。

プロミスシンデレラ 1巻〜3巻

アラサー、バツイチの主人公が一文無しになり、お金持ちの高校生と出会い「リアル人生ゲーム」を始める。などと書いていたせいで、うっかりレンタルしてしまった。

シンデレラとタイトルについている時点で察せなかった無念。てっきりカイジ的なノリで読めるかと思ったら、年の差ラブコメ的要素が強すぎて期待はずれ。別にラブコメ読みたいんじゃないんですわ...という気持ち。

絵が綺麗なので読むのにストレスはなかったけれど、続きは特に気にならないかなという感じ。

メタモルフォーゼの縁側 1巻・2巻

BL好きの女子高生と75歳のおばあちゃんが出会い、そっと交流を深めていくほのぼの系の漫画。

魔風が吹くと善悪の屑を読んだあとなので、このほのぼの感は心地いい。趣味を語り合える友人、しかも年上の元は見知らぬおばあちゃんって素敵すぎない?と思った。