ぬるま湯につかる

地方都市に暮らす30代薄給会社員の株やら暮らしのちょっとした記録

退職を決意した時の記録

今日で長かった連休も終わってしまう悲しみ。

明日、退職届を出すにあたり脳内の整理整頓をして社長に一言言わないと気がすまないのでどうでもいい愚痴をつらつらまとめ。

退職の決め手となったのは営業部との打ち合わせでの出来事。

こちらの主観も入っているので一概にあちらが全て悪いとは思わないが、小さく積み上げてきた我慢が限界に達したし、限界を超えてまで会社にすがりつく理由が見当たらない。それがゆとりだのなんだの言われるなら仕方がない、だってゆとり社員だし。

少しのサービス残業は当たり前!それくらい我慢しろよ!このゆとり社員が!って考えの方は私の考え方に対して不快な気持ちになるかもしれないので、ここから下を読む場合はご注意ください 笑。

営業部「定時ギリギリに取れた案件や急ぎの修正の電話が定時を少し過ぎた後で入ることがあるので、当番制で30分制作部に残業して欲しい(もちろん賃金は支払われないサービス残業)」

こちらとしても定時を過ぎても急ぎの修正には対応したいと思うし、言い分は分かるので自分の案件に急ぎが入った時は対応してきたつもり。それが仕事だし。他の制作部の人もそう。

しかし、制作部が暇なくらいの仕事量しかないのに、毎日30分制作部の残業が必要だなんて「定時」の意味って何?と言いたい。

正直、前職時代の1/3の仕事量しかないのに残業しろとかこの会社の営業さん本気で言ってんの、冗談よしてよね笑 と思う。そちらの雑務のこなし方は見直さなくていいんですか。今時、紙でペラペラペラペラ顧客管理とか、FAXも自分のパソコンから直で送れるのに設定もしないし使う気もない。そういう些細な積み重ねが無駄な時間の重なりなんですが。

それゆえ、夕方から忙しいので(笑)制作の出社時間を30分遅くずらしてくださいという提案ならまだしも、サービス残業を30分しろという提案は理解できない。

もしくは就業時間を30分伸ばしましょうと、社長に言うならまだ納得できる。

毎日定時の時間帯が忙しいので、定時が実態に即していません!とでも主張し、弊社の労働時間は7時間なので7時間半×6日(土曜日出勤もある)で36協定で取り決めればよろしい。 

彼らの中には定時の2分前に新規の原稿や急ぎの修正を当たり前のように持ってくる輩がいる。クライアントの都合もあるのでこういった状況になりうるのは十分理解できる。

しかし部内でパチンコだの他社の噂話などの無駄口を叩いたあげく、こちらに依頼を出すのが定時ギリギリに遅くなるクソみたいな仕事の進め方をしているおっさんも見受けられる。そんな輩のために、1円も賃金が支払われないサービス残業をしたくないのだ。

そもそも弊社の残業は申告制で30分未満はノーカウント。タイムカードなし、エクセルなどでの勤怠管理もない。そのためにきちんとこちらは定時で帰れるように作業配分しているし、文句を言うなら残業代を出さない社長に言って欲しい。

だいたい30分のタダ働きを提案するって今時どういう思考回路なわけ。当番制で30分×8日分=4時間分。

サービス残業せずに帰る制作部が悪い」なぜこのような考えに至るのか、意味不明。

本来、営業さんが怒りを向けるべき対象は残業代を支払う気がない社長だと思う。サービス残業は会社の成長!とでも思っているのだろうか? 俺たちは0円で残業してる。だからお前らも0円で働け!ってこと? 社畜脳に完全に洗脳されていると思われる。昭和かよ。時代は令和ですよ。

少なくとも私はゆとり社員なので無理っす。

営業部「俺たちが制作部の給料稼いでいるんだから協力してほしい」

それをいうなら私たち制作部が給料を稼ぐ元の広告作っているんですけど?

「誰の金で飯を食ってるんだ」とかのたまうモラハラ夫かよ!と言いたいところをぐっと堪えた。

営業さんがお金を稼いでくれるのはとてもありがたいが、正直どこの会社の営業部もサービスを提供したり、商品を提供して顧客を勝ち取るのが仕事だと思う。営業の仕事として一般的な業務をこなしていることをドヤ顔で勝ち誇って言われても...。

営業部「定時5分前に掃除をするのはおかしい。定時後に掃除するのが当たり前」

入社した時からチーフが5分前に声掛けをして始めていたので、ここ数年はそうしてきたはずの今更感。

そもそも制作部が茶碗洗いやゴミ捨てを引き受けているし、営業部は誰一人として掃除していないのに何故とやかく言われなくてはならないのか。あなた方の手間を一切煩わせていないんですが?

こちらとしては、業務時間内に新聞を読んでいてもいいんですか? 毎朝30分もかけて読んでる方いますけど?と言いたい。新聞を読むのが情報収集の一環などとほざくなら、掃除だって社内衛生を保つ業務の一環。

それを聞いた社長「そんなに早く帰りたいなら俺が茶碗洗いしてゴミ出ししてやるよ」

たった5分の掃除も定時後にできないのかとか、臨機応変に対応しろなどと言うが、こちらとしては社長が残業代を出さないので「労基に訴えられたら大変な事態ですね」と思いながらきちんと定時に帰っていたまで。賃金0で働くことを臨機応変というのだろうか。

さらに社長「制作部全員が定時で帰れるなんて楽な仕事なんだね〜他の制作会社ではありえないよ?」

本人は嫌味のつもりらしいが、この発言には社長と同意見ではある。なぜこの仕事量でこの人数いるのか疑問に思っている。

入社当時、面倒で大変だと言われているクライアントが他社ではよくあるレベルの仕事内容でここの制作部の感覚は大丈夫かと若干心配になった。

制作部が定時で帰れるような、簡単な仕事しか引き受けられないレベルの会社なのはあなたの会社なんだが。

また、普段は暇な弊社の仕事量が普通の会社並みにある時のために、業務を工夫している。それを仕事を放置して帰るから定時で帰っているかのように言われるのは非常に心外。

営業部「前に制作部にいた〇〇さんは、仕事が残っている時は朝早くきて仕事していた。残業できないなら朝早く出社して仕事するとかさ」

そもそも急ぎの仕事を残して帰ったことはないし、私が入社してからは朝早くにわざわざ出社してまで片付けなくてはならない仕事があった記憶が1つもない。

仮に仕事を残して帰っていると主張するなら、自分たちが制作に回したい仕事があったのに、すでに定時となり制作部が帰宅して依頼書が出せなかったと言っているのかと想像している。

それにその〇〇さんとやらが制作部に所属していた頃は、制作部に〇〇さん+イラレの基本操作程度しかできない人材(残されているデータが悲惨)しか在籍していなかったため、自ずと早朝に出社して仕事をこなすしかない状態だったと思う。

その〇〇さんは一般的なスキルを持ち合わせていたらしく、すでに弊社にはいない。

弊社社長による軽めではあるものの度々のパワハラにより沸点を超えてしまい(+まともに話が通じる営業さんが少ない苦労。日本語を話せるタイプの動物と思うことにして感情を無にしていた)、一般的な業務をこなせる人材が退社してしまう負のサイクル。それにより、お世辞にも人並みに出来るとは言えない人材しか残っていない時期が度々訪れている(残っているデータや制作物のクオリティを見る限り)。

人並みに仕事をこなす人や若い世代はこのように制作部を軽視しがちの発言や、ここには書かないがこの業界の常識がなぜか通用しない弊社には見切りをつけ、転職しているのだ。

これは営業部の人材にも言えることで、私が入社した頃にいたまともな営業さんは辞めてしまったし、若い営業さんはとっくの昔にすべて辞めている。

これが弊社社員の多くが40代、50代、60代で構成されている理由である。20代は私1人、30代1人。

私は違和感を覚えながらも、仕事は楽だし基本的には定時で帰れるので2年9ヶ月耐えたまで。本当は3年は頑張ろうと思ったがトドメの一撃がくるとは笑。

社長「定時ぴったりに帰るほど重要な用事がみんな毎日あるんだね?」 

この発言にひどくゾワッとした。定時後の時間の使い方にまで口出ししてくる社長とか、マジで無理。

いつも流行りの言葉を使いたがるので「働き方改革」などと度々大きな事をのたまってきた社長。「これからは30分のサービス残業して欲しい」という営業部の発言をおかしいと思わなかったのだろうか?「働き方改革」とやらと真逆のことを求めている件について。 

そもそも営業さんの毎日の残業がノーカウントになっているようですが、来年までに36協定結べるといいですね! 私はいなくなるので知らんけど。

今までの営業さんへの未払いの残業代いくらになるんでしょうね? 見ものです(にっこり)。

社長「最近、制作部ミスが多いけど定時で帰って仕事終わるんだ?」

制作部でミスが続いたのは確かなことで会社に対して申し訳のないことだと思うが、なぜ定時退社を結びつけて発言しているのかは謎。

弊社の社長と営業部の多数のおじさん連中は論理的な会話を展開できないのでいつものことではある。そもそもまともに会話が成り立つ人は転職しているし。

ちなみにまともに会話が成り立つおじさんだとしても、この会社に残らなければならない年齢なので社長に反旗を翻すような言動はしない。

社長のような人間によくあることだが、こじつけで自分の立場を優位に持って行こうとする。こちらとしてはあまりの唐突さと話の噛み合わなさに驚いて何も言わないでいると勝手に悦に入るのでタチが悪い、そんなタイプの人間。

つーかなんども言わせんな! 定時で帰れるほどの仕事量しかないって。あなたも知ってるでしょこの業界で何年も社長してればさ!

制作部が話が大幅にそれたと思って黙って聞いていると「校正チェックする人数が足りないなら校閲とか編集できる人、新しく雇うね。制作はこんなに人数いらないから減らしたっていい」と社長。

まあ、制作部の人数が業務量にしては多いことには同意しますわーなどと思いながら聞いていると担当の営業さんがチェック漏れだったことは棚にあげて、誤植の全責任は制作部にあるような謎の追い討ちをかけられる。

社長「この業界は残業している会社なんてたくさんある。プライベートが忙しくて残業ができないって言うんだったら残業のない会社にいけばいい。デザインは外注すればいいから」

前職時代は月平均40時間残業の会社だったし、多い時は100時間を超えていたので残業が多い業界なのは知っている。

社長の脳内では「残業をしたくないとごねる制作部」と話がすりかわっているが、我々としては「サービス残業」をしたくないし、する意味がないと主張しているのだ。

朝から夕方の業務中は暇すぎるほどなのに、定時になると毎日急ぎの仕事が入ると主張する(笑)なら、会社として決めた定時の時間が業務の実態に即していなかっただけ。

夕方から本番になるのはこの業界ならそうだろうし(弊社の仕事量はそこまでもないが百歩譲って)、それなら制作部の出社時間をずらせばよろしいだけじゃないですか。

そして最後、出ました! お得意の「デザインは外注に出す! 嫌なら辞めろ!」という脅し文句。社長の思い通りにならず、制作部が渋ると言い放つセリフである。かれこれ入社以来3度目。

初めて聞いた時はこんなにも従業員をないがしろにするセリフをよく言えたもんだと驚いた。このセリフを2回目に聞いた時、次同じようなことを言われたら「3年我慢する」と決めてはいたものの、速攻で辞めようと決意していた。

とにかく話が一向に噛み合わないので虚しい。

制作部の代わりなんてたくさんいるらしいし、外注すれば問題ないらしいので辞めるまで。

話が通じないうえに自分の都合のいいように解釈し、いいように発言を切り取る社長に言いたいことが伝わるか不安だ。

社長は退職者に対して気にくわない面が少しでもあると、数年後まで悪口をネチネチと言い続けるので気が重い。面識すらない退職した社員の悪口を何度聞かされたことか(遠い目)。そんな社長のもとで働く社員にも同じような節があるので考えただけでも嫌になるが、もう二度と会うこともないので気持ちを切り替え。

「それパワハラじゃないですかね〜」とすっとぼけた顔をして言ってやるため、iPhoneでボイスメモをセットしてポケットに忍ばせなくては。