2、3ヶ月前のある日「Crowd Works(クラウドワークス)」に登録してみた。
ネットを介して仕事だなんて怖くない?と今までずっと登録することはなかったが勇気を出して 笑、ものは試しに登録してみることにしたのだ。
Crowd Worksは
・タスク
・プロジェクト(時間単位報酬/固定報酬)
・コンペ
の3種類から仕事を選べる。
その中で私が応募しているのは「コンペ」。選ばれなかったら報酬はないので、副業で稼ぐ!という感じからは程遠い印象。趣味活動の一貫&自分の力試しとしてお金になるならいいかなと思う。
私の本業はIllustratorやInDesignで広告や雑誌を作ること。よって応募するジャンルはデザインコンペに絞っている。
さらにそこから報酬に見合った内容かどうか、得意ジャンルか、楽しく作れそうかをみて応募。
私の場合は、ロゴデザインは苦手なので基本はフライヤー、ポスター、パンフレット、ハガキの紙媒体のデザインコンペから選んでいる。
普段の業務では「ギラギラ系(新台入替やド派手な不動産系)のチラシ作るの苦手なので〜」などという己の好き嫌いなど言ってはいられないが、自分の好きなものを選んで好きなように提案できるのは嬉しいものだ。
個人的には子ども関係、サロンなどの美容系、飲食関連は作っていてとても楽しい。
もともと作るのが好きでDTPの仕事を生業としているわけだし、制作自体は苦にはならない。
とはいえ、報酬があまりにも安すぎるコンペの応募は避けている。20%の手数料も引かれるし、労力に見合わないような案件を自ら取りに行くスタイルは避けたい。
デザインって文字をただ並べて飾ることじゃないんですとか、この量をこの安さで発注するとはかなり厳しいですねなどと思う案件があったりで、本業の環境はマシだったか…と考えたりもする。
価格に対して「時間はこれくらいまでかけて作ろう」というのは丸6年この仕事をしていればわかる。
2,000円以下の安い案件でボリュームも少ないし校正1回2回で終わるかなーと考えていたものが、何度もやりとりが発生するとモヤる。これは本業で仕事をしていても思うことだけれど。予想以上に何度も何度も校正が発生するとやりがい搾取に近い料金になる。
データ制作のほか、メッセージのやりとり、さらに何度も修正を繰り返すと時給換算した時に最低賃金を下回るような案件は辛い。コンペに応募する前の見極めは大事。
話は変わってここからは、コンペの副収入はどれくらいになるのか?という件。
今のところコンペの勝率は1/6。
コンペ採用3件のほか、コンペ採用後に再度スカウトしてもらった仕事を1件引き受けている。また、クライアントの諸事情でどの案件も選ばなかった場合「分配金」が支払われる。分配金は手数料を引いて500円×2くらいだった。
よって副収入は、コンペ+スカウト+分配金で約25,000円になった。
来年1月にiPhoneを買い替えたいので、目標は型落ちのiPhone7を買える額を副収入として得ること。20万を超えると確定申告の心配も出てくるし(取らぬ狸の皮算用)、そのくらいがちょうどいい。しばらくは楽しめる範囲で続けようと思う。