ぬるま湯につかる

地方都市に暮らす30代薄給会社員の株やら暮らしのちょっとした記録

サカナクションの記録

先日サカナクションのライブ「Sakanazukan Seminar」に行ってきた。

サカナクションのライブは音楽はもちろん、光と映像で作られた演出が豪華。私の中で不動のNO.1のポジションに君臨するのがサカナクションのライブ。たとえファンでなくても、なんとなく曲を聴いたことがある人なら絶対に楽しめる。

 You tubeで「アルクアラウンド」のmvを見てサカナクションを知ったのが8年前。早すぎる時の流れ。

最近なら「新宝島」、ちょっと前なら「僕と花」「さよならはエモーション」、さらに前なら「バッハの旋律を夜に聴いたせいです」「アイデンティティ」が有名どころ。もちろん他にもたくさんあるけれど。最近はHondaのCMで「years」が流れている。どうでもいいがHondaのcmの曲チョイスはかっこいい 。前はサチモスとか使ってたし。

ライブに行くとサカナクションって歴史上の偉人ではなく実在のバンドだったのね、なんてアホみたいなことを毎回思ってしまう。学生時代、PCのモニター越しに見ていたサカナクションがこんなに近くにいると思うと感極まって涙がちょちょぎれそうになるわ。音楽番組を見ていると観客の中に泣いてる人が映ったりするが、それが私と言っても過言ではない 笑 

今回のライブで一郎さんが「手を伸ばしたら届きそうって、月みたいだよね。月がここに見えるのは遮るものが何もないから」と話していた。

もうおしゃれすぎか! と。

他の人が同じセリフを言ったとしてもクッサ!となってしまう話が、詩的に聴こえるのはきっと一郎さんやサカナクションのスマートさがある故。

Sakanazukan Seminarは「深海」「中層」「浅瀬」の3部に分かれていて、深海から浅瀬に向かって徐々に盛り上がっていく構成。1部ごとにそれぞれ違う映像作家さんが手がけているそうで、それぞれ違うイメージの演出で楽しい。新曲「ブラー」「陽炎」「モス」が聴けたのもよかった。新しいアルバムの発表が待ち遠しいものだ。

サカナクションといえばグッズもおしゃれ。調べてみたら今回の魚図鑑ゼミナールのライブグッズを手がけているのは平林奈緒美さん。グッズがおしゃれな訳も腑に落ちた。平林さんは好きなデザイナーさんの1人だ。THREEのパッケージデザインやYAECAのロゴなどおしゃれの塊のようなブランドのデザインを手掛けている方。素敵〜と思うものをつくっている人同士がどこかで繋がっているのはなんだか嬉しくなる。