ぬるま湯につかる

地方都市に暮らす30代薄給会社員の株やら暮らしのちょっとした記録

特定口座「源泉徴収あり」に変更の記録

株式投資を始めて早9ヶ月。当初は非課税のNISA枠内でちまちま少額投資していようと考えていたものの、予想以上に株式投資が楽しかったのでNISA枠も残すところ25,000円ほどになった。

そして先月、どうしても買いたい銘柄があったので思い切って特定口座で買ってしまった。

特定口座は源泉徴収「あり」か「なし」を選んで開設するわけだが、私が選んでいたのは「源泉徴収なし」のほうだ。

なぜ「源泉徴収なし」を選んだかというと「給与以外の所得が20万円以下の場合は確定申告をしなくてもいいですよ」とかいう話を聞いたことがあったから。20万も利益を出す自信がなかったので「なし」を選んだほうが「余分な税金を払わずにすむ」と邪念(笑)を持ったのである。

しかしながら実家の雑所得関係で調べ物をしていた際に気がついたのが以下の2点。

・住民税は20万円以下の場合でも、給与以外に収入があった際は自治体に申告が必要

・住民税の申告をすると、ふるさと納税のワンストップ特例が利用できなくなる

利益が20万円以下だと確定申告が不要なのは所得税の話。

私は普通の会社員なので、20万以下の微々たる利益でも住民税に関しては自治体に別途申告が必要。私、危うく住民税を脱税しかける説。

そして私の場合はさらに問題がひとつ。住民税を自治体に申告すると所得税の確定申告同様、ふるさと納税のワンストップ特例が利用できなくなること。

源泉徴収なしを選んで住民税の申告とふるさと納税の申告をすれば多少は節税になるのかもしれないが、なんだかいろいろ考えるのが億劫すぎる。面倒な手間が増えるような事態は避けたい。

そんなわけで特定口座の「源泉徴収あり」に変更することに決めた。今のところ特定口座内での売却益や配当金の受け取りはないので、いわゆる「給与以外の収入」は発生していない。よって別途支払うべき住民税もないわけだが、今後のためにさっさと変えてしまった方が気が楽だ。

特定口座の「源泉徴収なし→あり」に変更するにあたっての条件をググってみたところ「 特定口座で年内の株式売却がない場合は当年内の変更手続きが可能」らしい。また「源泉徴収なし→あり」に変更の場合のみ配当金を受け取っていても変更できる。

楽天証券の場合は「設定・変更」→「特定口座」から変更できた。免許証などの本人確認書類を写真に撮ってアップロードするだけ。反映されるのは2、3日後とのことなので大人しく待つ。

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