二泊三日のふらふら歩き、三日目。東京歩きのまとめ。
東京都美術館
藤田嗣治展
最初に向かったのは東京都美術館。好みの展覧会を開催していることが多いので、上野にある美術館の中で1番足を運んでいる。
今回は10月8日まで開催中の藤田嗣治展を観に行った。今年は藤田嗣治の没後50年の年らしい。ボリューム感満載の展示数で見応えがある。
藤田嗣治といえば、代名詞でもある「乳白色」の絵を描いているイメージだったけれど、年代毎に色使いに変化があって観ていて飽きない。個人的には1920年代の乳白色の裸婦を描いている頃と、戦後1950年代の少し鮮やかな色使いの絵の頃が好き。
展示作品の中で1番衝撃を受けたのは「アッツ島玉砕」。数年前にオダジョーが主演の映画「FOUJITA」に出てきた時もいつもの絵の雰囲気と違って驚いたのだが、実物はかなり迫力がある、というか圧力に近い。ぼんやり生きている私でもいろいろ考えるところがある絵だった。
おべんとう展
東京都美術館で開催中。個人的には、世界中のお弁当箱の展示が1番面白かった。お弁当の写真も観ていて楽しい。感覚的には「#バッグの中身 #ポーチの中身」みたいな面白さ。
C’s CAFÉ
東京都美術館を出て、お昼をだいぶ過ぎていたのでお昼ごはんはここで。藤田嗣治展とのコラボメニューと書いてあったので、記念にホワイトカレーとやらを食べた。場所は上野駅の公園改札口を入ってすぐ。新しいお店探しには消極的なたちなので、上野の美術館に来た時はここに来る。
↑最初はシチューオンライスかと思った笑
お台場のガンダム
本来は日本科学未来館で開催中の「デザインあ展」を観にお台場までやってきたのだが、今回は断念。整理券を配布するほどの人気のようで、整理券の時間を待つと帰れなくなる時間だったので諦めた。正直、台風だし空いてるかーと舐めた態度で向かったのだが、田舎者故、東京の混雑具合を失念していた。
せっかくお台場まで来たわけだし、ガンダムくらいは見物しようとダイバーシティ東京プラザまで足を延ばした。残念なことにガンダムのストーリーは知らない。親父にもぶたれたことないのに! というセリフしか知らない。
ついでにダイバーシティプラザの中に入り、ZARAで服を見たので満足した。私の住む田舎街にはZARAはないので、ZARAに入るのはちょっとした非日常なのである笑。
資生堂パーラー
台風の影響による電車の運行情報がちらほら入ってきたので不安になり、少し早めに東京駅に戻った。KITTEで暇つぶし。
いつの日か資生堂パーラーと千疋屋でパフェを食べると決めていたので、いつの日かは今でしょ!と覚悟を決めて、KITTE内の資生堂パーラーへ。
この見た目。ときめかない人類はいるだろうか、いや、いない!
葡萄が瑞々しくて美味しい。普段の私は生クリームで胸焼けするタイプだけれど、余裕で完食。しばらく高揚感に浸った。
次回は千疋屋のパフェに挑みたい。
そんなわけで二泊三日を満喫した。会社に行きたくない病を発症している。